デザイン思考ネタをちらほら見かけますが、完結に言うと、ビジネスにおいての「デザイン思考」とは、デザイナーのデザインの手法を用いて、ビジネスの現場の問題解決方法として使おうと言うことです。
ちなみに、デザイン=表層的なものだけではなく、「設計」を意味する言葉ですので、デザイナーだけではなく、いろんな職業に当てはまります。
とにかく何かかっこいいものを作ることがデザイナーだと思われがちですが(もちろんそれでもいいですし、そういう人もたくさんいますが)、かっこいいものを作ってくれればそれでいい、だけでは、デザイナーの仕事としては物足りなさを感じますし、逆に難しさがあります。そもそもかっこいい!良い!なんて感覚は人それぞれです。なので、何度も言ってますが「問題解決」の意識を持ってデザイン制作することを心がけています。
以下が、デザイン思考のステップです。
1)観察・共感
2)問題定義
3)アイデア創出
4)プロトタイピング
5)検証
誰に向けてのデザインなのか、どういう問題を解決したいのか、などから、どのようなものをデザインにすれば良いかの方向性のアイディアを出し、試行錯誤の上にデザインを完成させる、これがデザイン思考にあると思います。
これをビジネスに当てはめるとどうなるのか。
裏を返せば、デザイナーはハイブリッドな性質を持っているので、デザイナーがビジネスをやった方が早いですね。
次回は、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。