バウハウスが100周年を迎えました。
バウハウスとは、かつてドイツにあった美術学校のことです。1919年から1933年の14年間ですが、ここで写真、建築、デザインなど総合的な教育を行っていました。最終的な教育の目標は建築です。
合理主義・機能主義的考えを重視し、大量生産を前提とした工業化社会と芸術のあり方は、現代のさまざまなデザインに受け継がれています。
実験的・挑戦的な試みが行われ、余計な装飾を排除した、シンプルで機能的な美しさが特徴です。バウハウスは現代のデザインを語る上で欠かせないと思います。Appleのシンプルで合理性や機能性を重視したデザインも、バウハウスの系譜だと思います。ちなみに私の通っていた大学がこのバウハウスをイメージさせる校舎でした。
デザインとは、かっこいいものを作ることが目的ではなく、また技術だけではなく、問題を解決するために何をするべきかを考えることが大事です。そのために何をどう表現するかを考えます。
工業デザインなら人間工学などの分野も関わってきます。デザインの見た目だけではなく機能面も意識します。xbearでは、なるべくシンプルに問題を解決できるような方法論を考えていきたいと思います。
興味のある方は、「バウハウス」で検索してみてください。